神奈川県藤沢市の卓球クラブチーム 岸田クラブ

成長痛とは主に3才~10才の期間の幼児や子どもにみられる、片足もしくは両足のひざやかかと、足首やふくらはぎなどの痛みの症状のことをいいます。夕方から夜にかけて痛みを訴えますが、該当の部位が腫れたり熱を持ったりするわけではありません。痛みは一定時間続いた後に止まり、日中になると自由に歩けるため「放っておけば治る」と考えられることが多いようです。

子どもの成長痛の対処法としては、まずは疲労しないように十分な休息をとることが大切です。足にストレスがかかるような運動を控えることや、温めることも効果があるようです。痛む場所に湿布やサロンパスなどを張る処置、ストレッチなどで肉体的・精神的なリラックスをもたらすことも良いでしょう。

親御さんは、メンタル面のケアとしては優しくなでたりして安心させてあげてください。子どもは自分の感覚をうまく言葉にできません。不安や混乱が痛みを生じさせているケースでは、安心感や安らいでいる感じを受け取ることが大切です。成長痛の場合、医療機関を受診しても放っておくように言われることが多いです。でも、子どもからすればどんな痛みでも本当に痛いのだから、まずは親が精神的に保護してあげてください。

子どもがひざやかかとに痛みを訴えた時には、成長痛だと安易に判断せずにすみやかに医療機関を受診してください。大人が子どもがスポーツをしているときの痛みについて、成長痛だと断定して手当てを怠ると深刻なスポーツ障害のサインを見逃すことになりかねません。かかりつけ医を普段からもっていると安心ですね。

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